ロメオYジュリエッタ ロメオ No.1

 ロメオYジュリエッタのロメオ No.1は、同ブランドのロメオシリーズの中では一番大きなシガー。

 とはいえサイズは5.51インチ40RG(長さ約140mm・直径約15.88mm)と、やや細長い葉巻であり、42RGのNo.2よりはちょっと細めになる。

ロメオYジュリエッタ ロメオ No.1

 スマートでエレガントな外観は、凛としつつ若干硬質的なイメージも抱かせる。

 フラットカットして着火。ドローは…ちょっと硬かった。煙が出ないということはないが、強く吸う必要があったため、ピアースで調整する。

 味はというと、まず口の中に入り込んでくるのが、ミルキーなコクに包まれたフルーティな甘さ。あたたかな木の香りと華やかな花の香り。

 スパイス感が徐々に染み出してくるのは中盤以降。

 終盤はいかにもキューバの葉巻といった旨みが強まる。

 ボディはミディアム。喫煙時間は45分。

 イメージされる情景は、白い花が咲き乱れるお城の中庭。

 私的分類としては、やわらかでどこか爽やかな喫味に心身がくつろぐリラックス系。とはいえ細めのシガーゆえか、味はしっかりしていて分かりやすい。

 ショップの紹介文では晴れた日のビーチなどで吸いたい一本とある。なるほど解放感あって、かつ華やかな状況を彩ってくれそうなシガーであるように思う。