【Cigar】ロッキーパテル ヴィンテージ1999 ミニ – 思索を助ける明確なビターさ【Honduras】
ロッキーパテルのヴィンテージ1999 ミニは、純白の缶、純白のリングが印象的なプリトス系シガー。
濃厚で奥深い、ホンジュラス産シガーの味と香りを楽しめる。楽天・大越酒店販売、プリトスシガーセットに含まれていた一本である。
缶に詰めやすいように、という配慮からだろう、若干四角めのシェイプをしている。
表面からはわずかな燻製香。フラットカットして着火。ドローは若干硬めに感じられたが、味の濃い煙はちゃんと出てくる。こんなものかな?
序盤から来るのは、ビターな旨み。それからその奥にあるスパイシーさ。味わいは鮮明かつ明確で、ぼんやりしたところがない。
中盤以降はビター系、スパイシー系のさまざまな味わいが浮き上がってくる。魚介類を思い起こさせるような塩辛さもくる。
イメージされる情景は、山の中に眠る古代の海の化石。
私的分類としては、精神の深い部分を掘り起こしてくれそうなリラックス系。
夜もふけたくつろぎの時間、思索や読書とともに吸いたい葉巻だ。