【Cigar】オリヴァ セリーO パーフェクト – 両端が尖ったダブルトルペード【Nicaragua】
オリヴァ セリーO パーフェクトは吸口だけでなくフットの方も尖ったダブルトルペードシェイプ。
5インチ55RG(長さ約127mm・直径約21.8mm)だが、55RGは一番太い部分のことだろうから、実際の容量はロブストと同等かちょっと少なめかと思う。
本体からは、熟成された木と土の香り。
尖っているのでカットしやすい。ということで最初は先端から5mm程度のところで切って着火してみた。立ち昇るのは柔らかさと香ばしさを含んだ香り。優しいウッドのアロマ。
たが、流石にドローが悪かった。改めて5mm程度切るとちょうど良いドローとなった。
味は濃厚なスパイシーさがメインだが、どこか柔らかでまろやかな成分も感じられる。やがて訪れるカカオの風味。強く吸うとクリーミーな味わいも出てくる。シナモン入りのミルクチョコレート。
中盤、吸口に唾液が染み込んだためか、再びドローがいまいちとなった。改めて5mmくらいカット。すると芳醇なタバコの旨みを含んだたっぷりとした煙が口の中に入ってくるようになった。最初からがっつりカットしておいたほうがよかったかな?
ミディアムフル。とはいえ体に負担にはならない優しい喫味。喫煙時間は50分。
イメージされる情景は、エキゾチックな中華風カフェ。
私的分類としては、エネルギーと充足感を与えてくれるアップ系。
こういう特殊形状の葉巻はドロー等の面でちょっと癖があるかもしれないが、他にはない面白みもある。ともあれ十二分にうまいシガーである。