【Whiskey】バランタイン ファイネスト – 優雅で華やかな香りを有する名門のノンエイジ【Scotland】
名門バランタインの中では一番リーズナブル、つまり若い原酒を使ったノンエイジのウィスキーということになるだろう。
このウィスキー、バランタイン社が「1910年に発売。傑作スコッチ。40種類に及ぶ原酒が織りなす、豊かで滑らかな風味」が売りとのこと。
まずは香りを嗅いでみよう。澄んだ甘さ、新鮮なフルーツを連想する。
ストレートでちびり。若いだけあって辛さもあるが、やはり香りからも感じられたあざやかでフルーティな甘みにうっとりとする。バニラの余韻。
トワイスアップ。わずかに加水しただけで辛さや刺激は一気になくなる。フルーティさもやわらかくなるが、まったりとしたクリーミーな飲み口が生まれる。
氷を入れてロック。渋みが強まりつつ、それが甘みとうまく絡み合い、いい味わいとなる
ウィスキーソーダ。うま甘酸っぱい、フルーツカクテルのような印象のお味になる。
甘さと優雅さが印象に残るウィスキーである。尖った部分をやわらげつつ、甘さや旨みを薄くしすぎない、トワイスアップやロックに向いたお酒かと思う。