バランタイン ファイネスト【リーズナブルなスコッチウィスキーレビュー集(¥2000以下)】

 名門バランタインの中では一番リーズナブル、つまり若い原酒を使ったノンエイジのウィスキーということになるだろう。

 このウィスキー、バランタイン社が「1910年に発売。傑作スコッチ。40種類に及ぶ原酒が織りなす、豊かで滑らかな風味」が売りとのこと。

カクテルを思わせるようなフルーティさ

 まずは香りを嗅いでみよう。澄んだ甘さ、新鮮なフルーツを連想する。

 ストレートでちびり。若いだけあって辛さもあるが、やはり香りからも感じられたあざやかでフルーティな甘みにうっとりとする。バニラの余韻。

 トワイスアップ。わずかに加水しただけで辛さや刺激は一気になくなる。フルーティさもやわらかくなるが、まったりとしたクリーミーな飲み口が生まれる。

 氷を入れてロック。渋みが強まりつつ、それが甘みとうまく絡み合い、いい味わいとなる

 ウィスキーソーダ。うま甘酸っぱい、フルーツカクテルのような印象のお味になる。

 甘さと優雅さが印象に残るウィスキーである。尖った部分をやわらげつつ、甘さや旨みを薄くしすぎない、トワイスアップやロックに向いたお酒かと思う。