【Cigar】タバック カフェチッタ(シリーズ2種) – コーヒーのお供に。甘さの中にある奥深さ【Nicaragua】
タバック カフェチッタはニカラグア産のプリトスシガー。コーヒーとマリアージュするシガーをコンセプトに開発されたとのこと。
本来は10本入りの缶入りシガーであるが、今回吸ったのは楽天は大越酒店販売の「プリトスシガーセット」に含まれていたものとなる。
タバック カフェチッタ、ドルセとネグラの紹介
タバック カフェチッタには、ドルセとネグラの2種類がある。ひとつずつ紹介しよう。
タバック カフェチッタ ドルセ
タバック カフェチッタ ドルセは明るいブラウン色の甘口タイプ。
本体からはバニラっぽい甘い香りが漂う。
着火、砂糖が溶けたような甘さがバニラ香とともにふわりと口内に入ってくる。
続いてミルク感。クリーミーさ。まもなくそのクリーミーさが焦げついたような、芳ばしいロースト感が生まれる。
吸いながらブラックコーヒーを飲んでみる。なるほどよく合う。シガーの甘さと、コーヒーの苦さが絶妙に交わり、じつにちょうどいい感じとなる。
バニラ香や甘さがちょっとクドく感じられた場合は、ぜひコーヒーと合わせてみるといい。
ドロー良し。煙量も申し分なし。
終盤はちょっとビターになるが、これもまたコーヒーっぽいおいしいほろ苦さだ。
タバック カフェチッタ ネグラ
本体からはチョコレート菓子のような甘い香りが漂う。
ただ味わいはドルセより甘さ控えめだ。甘さもあるが、その奥には濃いスパイシーさ、ナッティな旨味がある。
中盤以降は徐々にビターさも出る。それらがそれまであった味わいと溶け合い、なんとも絶妙なおいしさを生み出す。
こちらはブラックコーヒーより、甘みもつけられたミルクコーヒーなどと合いそうだ。
やはりドローよし、煙たっぷり。しかしなかなかの辛さや刺激もあるので、意識的にゆっくり吸いたい。
いつのまにか部屋はチョコレートコーヒーの香りに包まれる。幸福な気分で喫煙終了。
幸せな休憩を実現してくれる着香シガー
着香系のシガーだと思うが、その着香がタバコの持つうまさをよく引き出している。着香シガーの中では最高峰のひとつではないだろうか。
私的分類では、幸せな休憩ののち元気を回復させてくれるアップ系。
セミプレミアムのシガーの中ではリーズナブルなほうなので、デイリーシガーラインナップのひとつとしてキープしておくのもよさそうである。