【WhiskeyReview】ジム・ビーム ホワイト - 世界で一番売れてるマイルドなバーボン【USA】

 ジム・ビームのラベルには小さな文字でさりげなく、けれどもしっかりと「THE WORLD’S No.1 BOURBON WHISKEY」と書かれている。

 誕生したのは1795年。200年を超える歴史を持ち、1973年以降世界売上No.1のバーボンなんだそうな。

 公式のアピールとしては「香りや味わいの要素がバランスよく調和し、心地よい飲み口が特長」とのこと。

 グラスに注いでみる。

 香りは控えめな方だろうか。コーンやキャラメルを連想させる甘い香りをほんのり含んでいる。

 軽く口に含む。ウィスキーらしい強さ、辛さ。それがありながら甘く、また飲みやすい。

 氷を入れてロックにしてみる。味が引き締まる。渋めの味わいになる。

 今度は水を足す。強さや辛さがやわらぎ、まろやかな甘さが残る。

 ウィスキーソーダ。ウィスキーソーダにするとスパイシーな感じになるものだが、そのスパイシーさの奥にやはりあの甘さが感じられる。その甘みとスパイシーさが交わり、旨味へと変化する。

 バーボンにしては癖がなくライト、マイルド。ウィスキーソーダ以外にもカクテルに使うとすごくおいしいという話も聞く。今後もいろいろ試していきたいウィスキーだ。