モンテクリスト オープン クラブ

 モンテクリストのオープンシリーズは、もともとシガーのラインナップにあり、室内というより屋外で(たとえばゴルフなどしながら)楽しめることをテーマに作った葉巻なのだそうだ。

 それゆえにややライトであり、ちょっと独特な感じもあるらしい。今回紹介するのは、そのシガリロ版だ。

風にそよぐ青草をイメージさせる爽やかさ

モンテクリスト オープン ミニシガリロ

 序盤はややほろ苦さが強い。キューバのタバコらしい甘味と旨味もしっかりあるが、それと同じくらいビター感もある。

 とはいえ別にまずいというわけではない。屋外向けというコンセプト、そしてパッケージの緑色からの連想かも知れないが、脳裏には風にそよぐ爽やかな青草が浮かぶ。

 煙は確かに軽い。ライトである。軽快なスパイシーさや酸味がある。初心者にも吸いやすいシガリロなのではないかと思う。

 ドローもいい。ただ見方を変えると、ちょっと巻きがゆるいようにも感じる。シガレットホルダーをつけて吸う場合、ちょっと深めに差し込まないと、ぽろりと落ちてしまう可能性もある。

 それゆえ燃焼も早い。価格は普通タイプと同じで、軽くて喫煙時間も短いわけなので、そのへんを「損」と感じる人もいるかも知れない。

モンテクリスト オープン クラブ・ミニシガリロ カタログ

 タバコ屋でもらったハバノスシガリロガイドによると、味わいの強さは2。この味わいの強さというのはボディの強さのことを指しているように思うので、まあそんなものだろう。ガンタナメラのミニシガリロよりは強い。

 私的分類ではリラックス系だが、リラックスしすぎるわけでもない。確かにオープンな環境―――屋外で積極的に体を動かしたのち、ちょっと心身をクールダウンさせるのによさそうなシガリロだ。

 クラブサイズとミニシガリロサイズに基本的な味わいの違いはない。ミニの方がちょっと刺激が強いのは例によって例のごとくだが、燃焼の速さを考えると、ミニシガリロは通常のシガレットと同じくらいの時間で喫煙できる。

 出先で、仕事中の休憩時間で、そんなに悠長にしておられないという場合、何気に重宝するかもしれない。

 モンテクリストのオープンシリーズは賛否両論らしいが、このシガリロに関してはそんなに悪くはない。爽やかで軽やかな、他にはない個性を持ったシガリロだと思う。