【シガーレビュー】CAO ピロン ロブスト – フルーティさとダークロースト
CAOのピロンは以前コロナを紹介したが、今回はロブストサイズである。
サイズは5インチ52RG(長さ約127mm・直径約20.6mm)。ちょっと太めのロブストである。
太いだけでなく、葉ががっちり詰まっている印象の手触り。
シザーでフラットカットして火を付ける。ドローはちょっと重いかも。でも吸うに問題があるほどではない。
味わいとしてはウッディさとビターさの中にある旨み。柔らかな杉、ナッツ、ダークチョコレート。ロースト感とともにあるほどよい塩気とスパイシーさ。奥の方に感じるフルーティさ。
中盤以降は、前半にはあったちょっと尖ったところが丸くなり、まろやかな旨みと甘みが強くなる印象。
ミディアムフル。喫煙時間は約60分。もう少しゆっくり吸うことも可能だったろう。
イメージされる情景は、春の野になる野苺。甘さの中にある酸味と苦味―――土のエネルギー。
私的分類としては、くつろぎとエネルギーを与えてくれるアップ系。
CAOシガーのうまさを、太く、たっぷりと楽しめる葉巻だ。