コリーダ ホンジュラス ロブスト

 コリーダは今回紹介する「ホンジュラス」のほか、「ドミニカ」「ニカラグア」「ブラジル」の名を冠したシガーを製造している。

 実際のところはどこの国のブランドなのだろうと調べてみると、どうやらビリガーがやっている(あるいはその傘下の)ブランドである模様。つまりはスイスの葉巻であるようだ。

さまざまな味の変化を楽しめる

コリーダ ホンジュラス ロブスト

 サイズは一般的なロブストと言える5インチ50RG(長さ約127mm、直径約19.85mm)―――だが、他ブランドの50RGより、ちょっと太めに感じられる。

 実際定規で測ったら、直径は21~22mm程度あった。誤差といえば誤差だが、そんなささやかな違いでもだいぶん大きめの印象となる。

 本体からは、葉巻らしい匂い。その中に、フルーツとナッツが熟成したような印象の香りがある。

 フラットカットして着火、吸引。太いボディに、しっかり葉が詰まっている。ドローは軽やかではないが、問題ない。

 さて味。なかなかに味の変化に富んだシガー。味がころころ変わる。

 旨味の中に辛さや塩気を感じる部分。甘い部分。ひどく渋いな部分もあれば、それが抑えられ甘味と融合し、素晴らしいフルーティさを生み出している部分もある。ビターさに類するものはあまり感じられない。

 また―――今回は20本を箱買いしたのだが―――結構個体差もある。一貫して甘さとフルーティさに満ち溢れた個体もあれば、渋さがメインの個体もあった。とはいえ全体的には、そんな不安定な部分も個性として楽しめる、うまいシガーであると思う。

 味、強さともにミディアムフル。喫煙時間は60~70分。

 イメージされる情景、真夏の果樹園。生命力に満ち溢れた、こぼれ落ちそうな果実の数々。

 私的分類としては、しっかりとした味と強さで心身をくつろがせ、充足させてくれるリラックス系。

 前述したように、通常のロブストよりちょっとボリューミー。時間的余裕が多めにあるときに吸うといいだろう。