ピーターソン アーリーモーニング

 アーリーモーニングは旧ダンヒルのレシピをピーターソンが引き継いで製造しているパイプタバコのひとつ。

 その名の通り、朝の一服に最適なタバコとしてブレンドされた。

心身を目覚めさせる旨みと爽やかさ

ピーターソン アーリーモーニング

 バージニア、オリエント、ラタキア等のブレンド。

 ラタキアは比較的控えめのようだ。とはいえラタキア独特の例の匂いはあり、それが鰹節っぽい香りや枯れ草の香り、ちょっと乳っぽい発酵臭と混じり合っている。

 カットはやや細かめで、詰めるのは楽。火付き火もちも普通な方だろう。

 煙の味はバージニアらしい甘みと出汁のような旨味、それから刺激控えめのスパイシーさが交じりあったようなもの。
 
 濃厚。しかし一方で、重苦しくならない爽やかさのようなものもどこかにある。

 ラタキアものの中ではライトな方だろう。煙もスムースで吸いやすい。とはいえ大抵の着香系パイプタバコよりはヘビー。

 せっかくの“朝用”パイプタバコだ。朝の情景をイメージしながら喫煙してみる。脳裏に浮かぶのは夜明け前の森。夜の闇はまだ重く残っている。やがて白む東の空。闇は少しずつどこかへとしりぞいてゆく。遠くの山から姿を見せる太陽。鳥の声。動物たちが目覚めてゆく。森が目覚めてゆく。

 私的分類にいこう。なるほど自分の心身を、かなり根源的な部分から目覚めさせてくれそうなアップ系。しかしヘビーなタバコに不慣れた人だと、1日をぐったりした気持ちで過ごすハメになるかもしれないので注意。

 朝以外にも、ちょっと気持ちをリフレッシュさせ心身に喝を入れたいときなども良さそうなタバコだ。