モンテクリスト  クラブシガリロ

 モンテクリストは、ハバノスではコイーバに次ぐ二番手のブランドといえる(正確には、トリニダッドがコイーバのさらに上位に位置するといわれるが、あれは特別と考えるべきだろう)。

 そのシガリロ(クラブサイズ・ミニシガリロサイズ)もまた、超一流ブランドの品格に満ちている。

クリアでピュアな味わいを楽しめるシガリロ

モンテクリスト  ミニシガリロ

 着火直後はわずかなビター感があるが、それもすぐ気にならなくなる。

 口内に入ってくるのはスムースで純粋な甘味と旨味。雑味の類は少ない。ただ、コイーバの砂糖や脂身を溶かしたような猛烈な濃厚さはなく、逆にいえば気品ある味わいとなっている。

 つまりクセがない。お値段がコイーバよりはお安めであることもあり、常喫向けのシガリロといえる。

 吸ってる間はリラックスするが、喫煙後、じんわりと体が温かくなり、元気が出てくる。私的分類においてはちょっと悩むが、落ち着いたアップ系といえよう。

モンテクリスト  クラブ ミニシガリロ カタログ

 タバコ屋で貰ったハバノスシガリロガイドによれば味わいの強さは3。ロメオYジュリエッタと同じだが、ロメオよりちょっと強いように思う。

 クラブサイズとミニシガリロサイズに、基本的な味わいの違いはない。ミニシガリロが小さい分、やや味や刺激が強く感じられるくらいだ。どちらかというとクラブサイズでゆったり吸うのに適した味わいかな? と感じる。

 モンテクリストの名は、いうまでもなくアレクサンドル・デュマ・ペールの名作から来ている。

 このシガリロを吸って、脳にじっくりと血を巡らせてから、難解な文学にでも挑んでみたい。