【Whiskey】エンシェントクラン – 木や土をイメージさせるワイルドな風味と旨み【Scotland】
エンシェントクランを作っているのはスコットランドはハイランドのトマーティン蒸留所というところだが、その蒸溜所を所有しているのは日本の宝酒造である。40%のモルト&グレーン。
「力強い口あたり、複雑で深い味わいのブレンデッド・ウイスキー」とのこと。
色合いは綺麗な薄金色。香りを嗅げば、旨みを予感させるスモーキーさ。
ストレートで飲んでみる。辛さと刺激は若いウィスキーだけにあり。またスコッチらしい風味の強さも感じる。
加水する。スモーキーな中に、フルーツ感や甘味も出てくる。
氷に注ぎ、ロックに。滑らかでぬるりとした口当たりに。フローラルさが増すとと共に、味わいにはキレが出てくる。
ウィスキーソーダ。おいしい。クセや風味の強さが、いいスパイスになる。旨味と酸味がうまく両立し、若干のクリーミーさも感じる。
樹木や土をイメージさせる独特の風味もスコッチらしさのひとつか。酒の中の旨みとはよく合っているように思う。