【Cigar】ホセエルピエドラ コンセルバス – 吸い進むたびに濃厚になる甘みと旨み【Cuba】
ホセエルピエドラのコンセルバスを吸ってみたい。
5.51インチ44RG(長さ約140mm・直径約17.46mm)とコロナ系のサイズで、リーフはショートフィラーであるようだ。
ゴツゴツした外観の表面からは、むわりと獣じみた臭いがする。シザーでフラットカットして着火する。
吸ってみる。ショートフィラーだが、リーフはしっかり詰まっている。ドローはほどよい。
若干のタニックと青臭さ。力強い木質とともにある白胡椒。土を思わせるビターさ。その中にあるほのかな甘み。
中盤以降、タニック、青臭さ、ビターさは少しずつ控えめに。甘さが強くなるとともにナッツ系の旨みやコクも出てくる。
終盤、前半は気になっていたタニック、青臭さ、ビターさはほぼ消えてなくなる。スパイスで味付けされた芳醇な甘みと旨み、コクをしっかりと楽しめる。
この変化はなかなかに驚き。正直、序盤は安葉巻らしくお味もお値段相応かな? という感じだったが、後半は実にうまい。
ボディはミディアム程度だと思うが、ちょっと刺激は強めかもしれない。
喫煙時間は50分くらい。
イメージされる情景は、たくましい雑草を育む野の土。
私的分類としては、力強いエネルギーを与えてくれるアップ系。
リーズナブルなショートフィラーでも馬鹿にはできない、そう思わせてくれたシガーである。