ホセエルピエドラ ミニシガリロ

 ホセエルピエドラはリーズナブルなキューバンシガーを製造しているブランドで、シガーマニアたちからは「ハバナシガーと認めたくない」なんていわれることもあるようだが、なんだかんだいってデイリーシガーの提供元として多くの人々から愛されている。

 このミニシガリロは20本入りで¥1600。一本¥80というわけで(2020年8月現在)、一流ブランドのミニシガリロよりはかなりお安くなる。

 しかしそのお値段から得られる満足感は、一流ブランドのミニシガリロにも負けてはいない。

 味わいはややビター。苦味が強いというより、甘さ控えめな感じである。

 一方でボディはフル。ずしりと重い煙が口の中に入ってくる。

 まさにガツン系の煙。鼻に通すと特にツーンとするが、同時に脳が大いに覚醒する。

 旨味も重みも、吸い続けてゆくうちに存在感を増してゆく。じんわり汗ばむ感覚があり、顔が脂っこくなってくるような気がする。気力と体力が腹の奥から湧いてくる。

 小さなミニシガリロ ながら、私的分類では立派なアップ系。

ホセエルピエドラ ミニシガリロ カタログ

 タバコ屋でもらったハバノスシガリロガイドによると味わいの強さは4。ここでいう味わいの強さとはボディの強さのことと思うので、もっともな評価といえる。

 価格的に同じくらいのガンタナメラ・ミニシガリロ(一本¥75)とは好対照なミニシガリロである。ガンタナメラはライトで甘いリラックス系。こちらはフルでビターなアップ系。

 あえて欠点をあげるなら、ガンタナメラのミニシガリロ同様、ちょっとドローが悪い個体が混じってるような気はする。気のせいという可能性もあるが、その辺は安さゆえかも知れない。

 日中、ガツンと気合を入れたいときなどに吸いたいシガリロである。