ガンタナメラ ミニシガリロ

 ガンタナメラのミニシガリロは、日本で売られているキューバ製シガリロのなかでは最もリーズナブルで、一本当たり¥75である(2020年7月現在)。

 リーズナブルといっても普通の紙巻きたばこの3倍くらいはするし、他国製なら一本¥50以下のシガリロだってあるわけだからそこそこのお値段とはいえる。

 しかしそのおいしさや満足度を考えると―――やはり、安い。そう思わされてしまう。

蜂蜜のような味わいを作る苦み

ガンタナメラ ミニシガリロ

 火をつけて吸い込んで、まず感じるのはなかなかにワイルドな苦みであろう。

 だが決して不快ではない。すぐに訪れるキューバタバコ特有の甘みと混じり合い、それはまもなく、未精製の蜂蜜を思わせるような旨みへと変わる。

 ミニシガリロゆえではあるが、刺激は結構強い。落ち着いてクールに吸わないと、粘膜にツンツン来てしまうことであろう。 

 一方その割に、ニコチンは比較的軽いようだ。慣れてくれば、どうということもなく肺喫煙もできる。

ガンタナメラ ミニシガリロ カタログ

 上の画像(タバコ屋さんでもらったハバノスシガリロガイド)の通り、味わいの強さは1。ただ、味覚的な意味では特に「薄い」とは感じない。

 有名ブランド・キューバンシガリロの半分くらいのお値段だが、個性の違いがあるだけで一流ブランド商品にも負けてはいない。

 となると、この価格はやはり魅力。例えば一流ブランドのシガリロ はクラブサイズに限り、自宅にいるときとか、あるいは時間のあるときにゆっくり吸う。出先にいるときや時間のないときはこのガンタナメラ・ミニシガリロを吸う―――そういうやり方も、選択肢の一つとして考えられる。

 同価格帯のキューバンシガリロには、ホセエルピエドラのミニシガリロがある。こちらはニコチンが強めで、対照的なライバルといえる。

 ただホセエルピエドラのミニシガリロにもいえることだが、ちょっとドローが悪い個体がポツポツ混じっているようにも感じられる。

 まあ超一流ブランドのミニシガリロにもドローが悪い個体はあるので、たまたまかもしれないが、ひょっとしたらその辺はお値段相応なのかも知れない。

 さてこのガンタナメラ・ミニシガリロ。私的の分類においては、リラックス系。

 仕事の合間などの小休止の時間、ほっと一息、気分転換したいときなどにグッドなシガリロだろう。