タバコはアップ系とリラックス系とダウン系に分かれると勝手に考えている話
世の中のタバコには三種類あると、自分ひとりで勝手に考えている。
アップ系とリラックス系、そしてダウン系だ。
活力と鎮静と体調不良
アップ系だのダウン系だのというとやばいお薬みたいなので、もう少し正確にいえば、
- パワーアップ系
- リラックス系
- パワーダウン系
となる。
大体の意味は読んで字の如くだ。
アップ系(パワーアップ系)は吸えば元気が出るタバコのことである。
脳が大いに覚醒し、体温が高くなったみたいにうっすら汗ばみ、腹の奥から気力や活力が湧いてくる。
有名な葉巻ブランドでいうなら、コイーバやパルタガスのタバコがそれに当たるように思う。
リラックス系は心地よい弛緩や鎮静をもたらしてくれるタバコだ。
仕事の後など、椅子に腰掛けながらゆったりと吸えば、ほっとした安心感と共に穏やかな幸福感を与えてくれる。
葉巻ブランドでいうなら、ロメオYジュリエッタなどが当てはまるのではないだろうか。
ダウン系(パワーダウン系)に……いい意味はない。
吸うと気分が悪くなり、憂鬱になり、元気がなくなってしまうタバコのことだ。
当てはまるのは、スモーカーが「まずい」と感じるタバコ全般である(やっぱり味覚は馬鹿にできない)。
残念ながら、ほとんどの紙巻きたばこはこのダウン系だと思う。葉が悪いのか、紙が悪いのか、それとも燃焼促進剤やその他の得体の知れない添加物が悪いのかは諸説あるが、大抵の紙巻きたばこは喫煙とともに胸をむかつかせ、全身をだるくさせ、気力を減退させる。ニコチンの補給ができるというだけだ。
各タバコが自分の心身にどう作用するか
そんなシンプルな分類を個人的に行い、その他こまかな感想も含めメモ帳に記録し続けているのは、やはり快適な喫煙ライフを送るがためである。
ダウン系を避けるのはいうまでもないが「これからエネルギッシュになにかしたい!」というときにリラックス系を吸ってもやはり気合は入らない。せっかくのやる気が空回りしてしまう。
また夜寝る前にアップ系のタバコなんぞを吸うと、興奮して眠れなくなってしまう場合もある。
ただ単純に「うまい」「まずい」だけでなく、タバコが自分の心身にどう作用するか、それを検証しながら喫煙するのもまた楽しく、そのデータは後々になって日々を捗らせると考えているのである。