【Cigar】ラファエルゴンザレス ペルラス – キューバの土を感じさせる素朴な葉巻【Cuba】
キューバはハバノスS.A.のローカルブランド、ラファエルゴンザレスの一品。長さ約102mm、太さ約15.8mmとハーフコロナ系のサイズである。
地味で素朴ながら、なかなかしっかりキューバシガーの味わいを楽しめる。
本体の香りはそれほど強くはない。どこか森の古木をイメージさせられるようなほのかな香り。
着火。ドローは、もう少し軽やかなのが理想だが、まあ吸いにくいということもない。
煙の味わいとしては、ビターさによく合うクリーミーな旨味、プラススパイシーさといった感じ。
強めに吸ってみると、ちょっとチョコレートっぽい風味も現れる。
後半はちょっと渋みや苦味が強くなる。短くなってきてからシガーホルダーにはめて吸ってみると、フルーティな甘みも感じられた。
喫煙時間は約30分。強さとしてはややライト。軽めのシガーが好きな人にはいい選択肢のひとつとなるだろう。
イメージされる情景は、青空の下、畑で歌を歌いながらクワを振るう農夫。味わいも外見も、素朴な農産物といった風情のシガーである。価格もキューバンシガーの中ではリーズナブルな方だ。
私的分類では、肉体労働などの後にホッと一息つかせてくれそうなリラックス系。
ところでこのラファエルゴンザレスというブランド、製造されて間もない若い状態で吸うか、そうでなければしっかり時間をかけて熟成させてから吸うのが推奨されるとのこと。
もっと長いこと寝かせてから吸ったなら、また違った印象になるのかもしれない。